栗(クリ)のスツール

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今回のお客様は、

今まで使用してきた椅子が壊れてしまったので、

同じ椅子を2脚作って欲しいとのご注文。

 

材料はおまかせで「なるべく丈夫な素材」との指定、

そこで栗(クリ)の適材があったのでクリで製作を開始!!

栗材は堅く、湿気や水にも強い素材です。

 

しかしこのスツール、

脚の形状が「四方転び」といい、

各脚が円形の天板の中心から外側に向かって開いた(四方に転んだ)形状ニなっています。

この形状の場合、ホゾ組のホゾにもそれぞれ脚の傾きと同じ角度での加工が必要になり、

職人にとってはかなり技量の要る加工になります。

 

まずは原寸大の設計図をベニヤに書き込み、それぞれの脚の角度を決めます。

 

kuri-iu5.jpg

 

もっとも難しいのは各脚の補強の台輪部分、

十字の合い掛け加工の先端を各脚の角度に合わせてホゾ組していきます。

kuri-isu.JPG

それぞれが寸分の狂い無く合わさって初めて補強の意味があります。

まさに職人技

 

最終調整と検品を経て

kuri-isu2.jpg

木工加工終了。

kuri-isu3.jpg

さらに

最後にオイル塗装

kuri-isu4.jpg

クリアのオイルを塗ることで、

オイルの油分が木目に浸透し、

栗本来の飴色の暖かい色合いがでてきます。

お客様にも大変喜んで頂きました。

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